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2020年7月25日 (土)

キャットタワー完成!

昨日、一昨日と加工をすすめてきましたが、今日はいよいよ組み立て組付け。何を作っていたのかというと、猫たちのためのキャットタワーでした。200725074806706_photoリビングのテレビボードの後ろの壁に設置予定。家具をずらして、養生して新築以来久しぶりにスッキリとしたリビングになりました。

造り付けのBOXがキャットタワーっぽくなるように新築時に作ったのですが、正直あまり猫たちは利用しておりません。ちょっと天板の幅狭すぎたんです。やっぱり200mm以上は必要。本当はこの壁の上が吹き抜けになっており、うまくキャットタワーを登っていけば猫トイレのある2階に行きつくはずなんですけど。最後まで登っていくことは今のところありません。降りてくる事はたまにあるのですけど。

150mmの天板の上では方向転換がうまくできないので一度落っこちてしまって、それ以来怖いのかあまり高いところまで行かなくなってしまいました。

もともとリビング正面の壁にはキャットタワーを作ろうかなと思わんでもなかったのですが、造り付けの家具を設置してしまっては、うまくいかなくても取り返しがつかないと思いやめました。

BOXはキャットタワーとして利用されなくても棚として使えますが、本当にキャットタワー以外使い道のない装備をさすがに作るにはためらいました。

実際新築の時はそんなことを真剣に考えるよりも、他にもっと考えなきゃいけないことが山ほどあったので、いずれ折を見て必要と思ったときに作ろうと、計画を温めておりました。

コロナの影響ということもあり、週末は時間がありましたし、特に今回の海の日4連休が、本当に仕事なしの4連休になることがわかっていましたのでいよいよの決行となりました。

今日は妻も息子も家にいましたので、組み立てを手伝ってもらいます。一人じゃできないところもありますので。200725112612317_photoまずは本体の枠を設置。今回の方針としては、キャットタワーがうまくいかなかった際にはばらして撤去も考慮して、家自体には穴をあけないで組み立てるということ。枠組みができれば安定しますが、柱などは支えてもらわないと設置できないので息子に手伝ってもらいました。200725113517580_photo柱の設置が完了しました。次は順番に棚板を設置していきます。あらかじめ柱に棚受けははめ込んでビス止めしてありますので、棚板を乗せてコーススレッドで固定していくだけです。200725125751591_photo上部から順番に棚板を設置していきます。数多くのコーススレッドを打ち込むんですが、板の割れを防ぐためすべて下穴をあけて、また、ビスの頭も埋まるように座繰りも入れますので、結構木くずが出ます。上から掃除しながら完成させていくほうが効率的なので上から仕上げていきます。

吹き抜け上部のキャットドアへのアクセスとなるつり橋も設置しました。キャットタワーからつり橋を渡るとキャットドアを潜って二階の床面にアクセスできる構造です。200725125739595_photo つり橋の近景。キャットタワーのつり橋は結構ネットにも作り方などが載っていて、人気のアイテムですので取り入れてみました。つり橋本体は昨日の夜に組み立てておきましたので、今日は取り付けるだけです。さてうまく渡ってくれますかな?200725134257603_photo 他にも階段とか、猫が入れるBOXとか、爪とぎ&移動に利用するための丸棒に麻ひもを巻いた棒などのギミックを設置していきます。これらも昨日の時点ですでに完成させてあり、取り付けるだけにしてあります。もともとリビングで使っていた時計もキャットタワーのデザインの一部として取り付け。200725141543324_photoすべての棚板の取り付けが終わりました。組み立て作業としてはこれで完了です。 200725141634532_photo猫は、結構臆病で、完成したら一目散に登っていくわけじゃなくて、なかなか登ってくれません。慣れるまでにはちょっと時間がかかるかもしれません。棚板の強度を確認の意味も込めて一回乗せてみました。知らないにおいの物に警戒しておっかなびっくり歩いています。200725150834503_photo 養生を外して、そこら中に巻き散らかった木くずを掃除して、元あったようにテレビボードとテレビを戻してみました。これが定位置です。

なかなか様になっている気が・・・。でも使ってくれなかったら何の意味もないので、猫たちが使ってくれて喜んでくれると嬉しいのですが。200725150848903_photo別角度から。透明の板も設置してありますが、あまり猫は透明の板がお好きじゃないよう。慣れてくれるといいのですが。本当はもうちょっと加えたいと思っているものや、注文したもので届いていないものもあって、100%完成ではありませんが、一応今できることはすべて終えることができました。200725152451938_photo2匹とも乗っけてみました。今のところまだ自主的には登りません。

今回の制作では割としっかり設計しましたので、組み立てに際しては特に不備もなく、きちんと寸法通り組みあがりました。200725184315192_photo一応設計図。やっぱりCADがないとここまできっちり作れません。イメージも図面の段階で分かります。CADの便利さは図面を描けることもそうなのですが、修正が簡単にできる点です。実際棚板の位置や、柱の位置をmm単位でちょいちょい移動して修正かけていました。原寸合わせじゃなくて、部品加工を済ませて、現地は組み立てのみの工法はCADないとまず不可能。たまにいるドラフター使いのおじさんは例外。

制作費としましては材木と板で約15,000円。塗料と塗るための道具などで約10,000円。ブラケットの金具やコースレッドで約10,000円。コースレッドはデザイン性重視で、ビスの頭が黒と白であらかじめ塗装済みのものを買いましたのでちょっと高くつきました。その他の小物で約5,000円で総額40,000円くらいでした。

私の加工費が25,000円×3日+残業費20,000円で95,000円。設計費が50,000円で消耗費諸経費を入れて総額150,000円。材料費と合わせて190,000円がいっぱいいっぱいの見積額ですかね。でも、私の人件費が無料ですので40,000円で済んだというだけです。

実際私は消耗品以外の工作の道具をほとんど会社の道具で賄いましたので、それらを持っていない人は道具から買わないといけませんので、もっともっとかかります。わぁ、素敵!私も作ってみたいわぁ。と思っても、そんな簡単にはいかないことは言っておきます。

3日がかりで作りましたが、道具や作業場所など条件がそろっていますし、私も物づくりを日ごろからやっていますので手際よく制作組み立てができるわけであって、のこぎりとジグソーでシコシコ板を切っていたらこの倍かかってもおかしくありません。

私はこれを誰かに作ってくれと仮に頼まれたとしても、50,000円じゃ受けませんね。10万でちょっと考えるかなぁ?まぁ、そのくらい大変です。だって3日間休みなしで肉体労働して、体中筋肉痛ですもの。

でもあれこれ考えて楽しみながらやれましたので、その喜びはプライスレスということで。

今は猫ブームで、こういったキャットタワーも専門に扱うリフォーム業者もあるようですが、「見積取ったら25万でした。ぼったくりー」とか思わないように。それは妥当な金額です。私もこれ設計して積算して見積もり出したら25万って書きますわ。ボランティアじゃなくて商売なら。

 

今回の設計、製作方針は

・なるべく同じ材料から切り出してコストを抑える。

・解体時に家に跡が残るような施工はしない。

・既存のキャットタワーに寸法をぴったり合わせて利用できる作りにする。

・完全撤去可能な作りにする。

・室内空間を維持しデッドなスペースのみを利用する。

・組み立て時には一切加工をしない。加工は制作時にすべて終わらせておくプレハブ工法とする。

・正面側にビスの頭が一切見えない作りにする。

・制作1日。塗装1日。組み立て1日で可能な設計にする。過度な設計をしない。

 

おおむねこんな感じで方針を決めて実際ほとんど実現できたと思います。

今回のキャットタワーは吹き抜けに作ったので、いろいろ構造を悩みました。天井があればディアウォールなど使って簡単にできるんですけど、天井のないところに、壁との固定をしないで柱を立てるというのがちょっと難題ででしたが、考えているときが結構楽しかったですね。

でも、もうしばらくはこんな大掛かりなのはいいかな。

 

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