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2019年9月 1日 (日)

奇跡が起きた

夏休みも今日で最終日。

別に夏休みのない私は関係ないのだが、今仕事結構忙しくて頭の中モヤモヤ状態なのだが、そんな時こそ仕事も忘れてリフレッシュと言う事で、今年2回目の会社の仲間との麻雀をやってきました。

毎度毎度なかなか予定が合わずに開催できないのですけど・・・。

いつものように金沢のテルメに朝から行って、一風呂浴びてから対局開始。

大学生の頃に麻雀を覚え、かれこれ20年以上経ちますが今回ついにと言いますか、麻雀をしている人ならば誰もが一度は上がりたいという役満をついに目にする事ができました。

対戦を始めて間もない親が聴牌連チャンした東一局2本場。ドラは四萬:麻雀王国

私の手配には萬子がそんなに多かったわけではなかったが、手なりで萬子の一通がどうにか完成し、9巡目に手配はこんな感じにまとまってきた。

九萬:麻雀王国八萬:麻雀王国七萬:麻雀王国六萬:麻雀王国五萬:麻雀王国四萬:麻雀王国三萬:麻雀王国二萬:麻雀王国一萬:麻雀王国九索:麻雀王国八索:麻雀王国五索:麻雀王国四索:麻雀王国

九索:麻雀王国八索:麻雀王国を持ってくれば、平和一通ドラ1。ダマでも満貫あるかな?でも頭がないので先に三索:麻雀王国六索:麻雀王国引いちゃったら単騎待ちになっちゃうなぁとか考えながら、持ってきたのはよりによって二萬:麻雀王国。一通を台無しにしかねないしょうもないツモ。でもまぁ萬子の多面張もあるし、三萬:麻雀王国とかドラの四萬:麻雀王国引いて横に伸びれば凄くいい形になります。索子の辺張には単騎待ちとしてもそんなにいい感じはしないし、残す意味が特に無いので九索:麻雀王国を切ってともかくは

九萬:麻雀王国八萬:麻雀王国七萬:麻雀王国六萬:麻雀王国五萬:麻雀王国四萬:麻雀王国三萬:麻雀王国二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国一萬:麻雀王国八索:麻雀王国五索:麻雀王国四索:麻雀王国とこんな形にしました。まぁこれは九索:麻雀王国八索:麻雀王国とどっちを先に切るかは違っても、ほとんどの人はそのどちらかを切ると思います。この時点で清一に決めて迷いを断ち切るという意味を込めて四索:麻雀王国五索:麻雀王国に手をかける人もごく少数いるかもしれませんね。三度の飯より染手が好きな人の発想かもしれませんが、倍萬、跳満条件などの条件も無く、点差もない東一局の中盤も過ぎたこの時点で一通もドラもあり、点数的にも十分な手の両面ターツに手をかけるのはちょっと特殊かもしれません。

次にツモって来たのは九萬:麻雀王国。打八索:麻雀王国としました。平和一通を目指していたのに、ツモがよれてきたなぁって感じ。これ、一通にならない奴やん。

九萬:麻雀王国九萬:麻雀王国八萬:麻雀王国七萬:麻雀王国六萬:麻雀王国五萬:麻雀王国四萬:麻雀王国三萬:麻雀王国二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国一萬:麻雀王国五索:麻雀王国四索:麻雀王国

一通にならないなら清一か?とも思い始め、この時点で11巡目。さすがに五索:麻雀王国四索:麻雀王国と落とすのはロスが多いなぁとも考えていたら親が三枚目の六索:麻雀王国を切って3-6索待ちに全然魅力が無くなってしまった。それならば清一を第一本線としていく事に方針変更。もちろん萬子が上家から出ればチーしていくことを決めました。九萬:麻雀王国出たらポンもします。鳴いた清一ドラ1に一通つける必要ないですし七萬:麻雀王国以外萬子何引いても聴牌という好形の一向聴に構えられます。

そこで次にツモって来たのは一萬:麻雀王国!!!打五索:麻雀王国。ここでついに面前清一の一向聴と喜んだのですが、いや?ちょっと待てよ?

九萬:麻雀王国九萬:麻雀王国八萬:麻雀王国七萬:麻雀王国六萬:麻雀王国五萬:麻雀王国四萬:麻雀王国三萬:麻雀王国二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国四索:麻雀王国これって一萬:麻雀王国九萬:麻雀王国ツモれば九蓮宝燈の聴牌じゃね?と急に九蓮宝燈というのが頭に浮かんで来ました。その前に気付くだろ?と思うかもしれませんが、この一萬:麻雀王国を引く前の手配で九蓮宝燈って案外意識しないです。一萬と九萬が最低でも聴牌するのに5枚必要なんですけど、3枚しかありませんからね。それに九蓮宝燈って狙って作る役じゃないですし、そもそも上がれるなんて意識のはるか外にあります。

ともかくこれで九蓮宝燈に必要な一萬、九萬6枚のうち、4枚が手に入りました。でも麻雀やっている人ならわかると思いますが、必要な牌を1牌ならともかく2牌ピンポイントで持ってくるのはかなりの難関。しかも自分ですでに2枚持っている牌ですからね。普通はそんな事あてにして打ちませんね。

まぁ、九蓮宝燈といかなくてもドラも萬子だし、鳴いても跳満以上は確定ですしね。面前清一でも滅多に上がれる手ではないですから十分嬉しいです。それにしても3牌連続萬子の有効牌を引くなど、萬子が押し寄せてきています。

九蓮宝燈なんて聴牌どころか一向聴でさえもそう簡単になる事はありません。私の記憶では九蓮宝燈の聴牌は過去に1度だけありますがもちろん上がった事はありません。その時は誰か他の人に先に上がられてしまいました。学生時代の20年以上も昔の話です。そんな上がった事もないような出来事でも覚えているくらい九蓮宝燈は聴牌しただけでも強烈な印象が残る手です。

この時点でちょっとドキドキしてきました。面前清一だけでもドキドキしますからね。このチャンスを逃すと九蓮宝燈は一生上がれないかもしれない。ここまで来たら目指す。だから他から萬子が出ても絶対に鳴かないと言う事をこの時決意しました。最低でも面前清一!

何を持ってきたら何待ちになるのかなぁとか考えていながらツモ牌に手を伸ばし、盲牌した感触は萬子!親指をギリギリっと引き絞って見えた牌はなんと一萬:麻雀王国!!!

ついに来ました!九連宝燈聴牌!!!なんとここにきてまさかの一萬:麻雀王国連続二枚引き!!!

九萬:麻雀王国九萬:麻雀王国八萬:麻雀王国七萬:麻雀王国六萬:麻雀王国五萬:麻雀王国四萬:麻雀王国三萬:麻雀王国二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国

正直もう心臓はバクバク!清一だと多面待ちになる事が多いのですが、幸いというか、待ち牌は二萬:麻雀王国九萬:麻雀王国の2種類しかない。初心者だと手配を三枚ずつに分けて組み合わせを替えたりして「こいつ、清一やってやがるな」とバレてしまうんですけど、そんな無粋な真似はしませんからね。清一はバレたら自分でツモる以外上がれなくなりますからね。

場を見ると九萬:麻雀王国は上家が10巡目に切っていて、もう一枚しか残っていません。

とりあえず二萬:麻雀王国は出ても見逃す事に決めました。面前清一ドラ1の跳萬を逃すのは惜しいが、こんなチャンスもう一生に1回もないかもしれないからねぇ。ツモれば渋々上がりますけどねさすがに。

そしたらすぐに上家からリーチがかかった。九萬:麻雀王国はリーチ者の現物。捨牌からして下家はおそらく持っていない。対面は萬子一枚も切っていない。上家は九萬一枚しか萬子を切っていない。私も萬子は一枚も切っていない。場はすごく萬子が高い場になっていました。幸い二萬:麻雀王国はリーチ者以外からはよほどの事はない限り出ない牌だ。

私がリーチ者に振り込む事も考えられる。どうか頼むから当たり牌引いてこないでくれよと祈りつつツモった牌は無筋の七索:麻雀王国。もちろんノータイムでツモ切り。ここで私がほぼ聴牌と言う事がバレてしまう。しかも連続で索子切り続け、終いには手出しで五索:麻雀王国四索:麻雀王国と両面ターツ落としまで入って萬子を一枚も切っていない。萬子で染まっている気配の怪しさ満点の捨て牌。これじゃぁ親の現物とは言え九萬:麻雀王国もおいそれとは出てこないはずです。

そこから1週。誰も振り込まないで、リーチ者も上がらないでと祈りながら再び私のツモ番がやってきた。

牌山に手を伸ばしてツモった感触は萬子!!!

見たらなんと私の右手に握られていた牌は九萬:麻雀王国!!!!!

不思議と大声も出なくて、「ツモ」と宣言してツモった九萬を卓に静かに置いて手を倒しました。

倒された手は全部萬子ですから、他の三人はすぐに面前清一上がった事はわかるので、「うわぁ、清一かぁ、押してきたから張ってるとは思ったけど」とかいう反応でしたが。

ここでちょっと呼吸を整えて静かに役の名前を言いました。恐らくはもう一生言う事のない役の名前を。

「九蓮宝燈」190831084747370_photo_20190902000801これがその時の写真。動揺して一萬が1つ逆さまなのはご愛敬。でも萬子の九蓮宝燈ってやはり美しい。

九蓮宝燈なんて、自分が上がるのが初めてなのはもちろん、同卓のメンバーも含めもちろん上がった事も見た事もないそうです。

「うぉぉぉ、スゲー!」「マジで!?」

九蓮宝燈クラスだと、上がられても悔しいとかそんなんじゃないですよ。「まさか目の前で見られるとは」的な感動すらあります。点数なんて子供なんで16000-8000の32000点しかないですからね。

上がったら死ぬとも言われる究極の役満「九蓮宝燈」。ついに、ついに上がれました!これで私も「俺、九蓮宝燈上がった事あるもんね」って言えます。

本当に奇跡のような事が続かないと上がれません。まず、手配から狙うという事はまずないですから、清一してたらたまたまなりましたって流れが普通だと思います。でも清一ねらってたら途中で大概鳴きますし、一と九が場に出やすいのですぐに条件が無くなります。一萬:麻雀王国九萬:麻雀王国を自力で三枚集めないといけないというのがこの役満の一番の難しさです。そもそも単なる面前清一だってそうそう出る上がりではありません。一日打っていても一回も出ない事が多いです。

今回も、途中で頭が出来ていたら、おそらく三索:麻雀王国六索:麻雀王国待ちで平和一通ドラ1でリーチかダマ聴しますからね。その聴牌が来なかったというのが幸運。巡目が早ければ清一に向かうかもしれませんけど。鳴いても清一ドラ1だとハネ満ありますから、恐らくはそう打つ人が多いかもしれませんね。

それに何と言っても自分が上がるまでに誰も上がらなかったと言う事。当たり前だと思うかもしれませんが、どんな手を作っても先に上がられてしまえば1点の収入にもなりません。誰かに例え上がられなかったとしても、早い巡目でリーチされれば、九蓮宝燈なんて成就しません。

さらには、上家が萬子を切らなかったと言う事。途中チーする気満々でしたから、そこで萬子が捨てられていたら迷わずチーします。

萬子をたくさん引くというだけじゃなく、どの順番で引くかとういう手順、他にどんな牌を持っているかという手配、捨て牌や、巡目、他家の動向、そして肝心な当たり牌が山に残っているかなど様々な偶然が奇跡のように重ならないとできません。

あがりまでの6牌のツモのうち5牌が萬子という奇跡のようなツモは故小島武夫先生のMONDO杯での「九蓮宝燈」を思い起こさせます。こんなの上がるときは、こんな上がってくれと言わんばかりのツモが押し寄せてくるもんだなぁって改めて思いましたね。あの時は金子プロのチーでツモ順が変わったという事もありました。

生涯麻雀を打ち続けたミスター麻雀、小島武夫先生でさえもプライベート、対局合わせても5回しか九蓮宝燈は上がっていないらしい。私は小島武夫先生のおそらく1/100も麻雀打ってないと思います。

点数とかじゃなくて本当に嬉しかったです。役満は国士無双や四暗刻は何度か上がった事がありますが、まったく別ですね。

諸説はありますが、およその確率で九蓮宝燈がでるのは22万分の1だとか。役満の中でも出やすい国士無双や四暗刻は約2000分の1と言われています。出やすいと言っても役満はそうそう出ませんからね。単純に言って九蓮宝燈はこれらの役満の100倍以上出ない計算になります。理不尽な事に点数は役満と言う事で同じなんですけどね。

九蓮宝燈は一生に一度も上がれなくてもおかしくない確率です。それどころか、自分以外の誰かが上がるのを同卓して目撃するという事を含めても一生見られないレベルの確率です。毎日麻雀やっているプロや、雀荘のメンバーとかなら一回くらい上がる事あるかもねってレベル。昔麻雀のゲームもやりまくりましたが、ゲームですら上がった事ありません。そう考えたら小島先生が5回あがったというのはかなり凄いかもしれませんね。

今回牌が入って来た順番や、状況をはっきり覚えているのも、上がったときに脳から出た変な汁のおかげだと思います。前半部分はともかく、後半は牌の入った順番や、気持ちの揺れ動きなどはっきりと覚えていました。思い出に残すために覚えている限り詳しく備忘録的に書いてみました。

そういえば今回私じゃないんですけど、打っている最中に国士無双が一回出ました。

毎年2、3回しかこのメンバーで打つ機会がないのですが、役満が出たのはかなり久しぶりでした。私はこの仲間内の麻雀では2007年に四暗刻をツモって以来約12年ぶりの役満でした。(役満は記録をつけています)

いつものように朝から夜まで楽しく麻雀打ちました。私はいきなり開始早々に役満上がってトップからスタートするも、中盤全然トップが取れずに苦しい戦いを強いられました。しかし失点を抑えたのが功を奏して、終盤に連続で大きなトップを取って逃げ切り、どうにか勝利で1日を終える事が出来ました。

九蓮宝燈あがって負けて帰ったっていうんじゃ後味わるいですからね。勝って1日を締めくくれてよかったです。

今日は思い出の一日になりました。

今年年内にもう一度できるかどうかは微妙ですが、できれば年内にもう一回打ちたいものですな。

 

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