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2015年4月 8日 (水)

猫ちぐら

先日も書いたとおり、我が家では最近猫を飼い始めたわけなのですが、去年死んでしまった先代の猫の使っていたグッズもいくつかあって、それを新たに使いまわしています。

一番ビッグなグッズは今、巷で大流行の「猫ちぐら」。

うまく入ってくれるかな?と心配していたのですが、何のことはなく、気に入ったみたいで、いつもここで昼寝しています。20150405195840_photo こんな感じ。

この「猫ちぐら」、最近密かなブームになっているらしくて、手に入れたくても中々手に入れられないとのこと。

こいつは10年くらい前にネット販売で購入したものなのですが、当時で3ヶ月待ちくらいでしたが、今はなんと6年待ち!!!(関川村猫ちぐらの会HPによる)

猫飼って「猫ちぐら」注文したら届く前に猫が死んじゃったってことにもなりかねませんな。

完全受注生産で、年々作れる人が高齢の方ばかりなので少なくなっているそうで、あまりに待ち時間が長いことから手作りで作れるキットまで販売される始末。平均年齢70歳くらいの作り手が20人くらいしかいないとか。しかもそれはほぼ増えることなく、減る一方。一個作るのに5日はかかるというので、そりゃぁ数年待ちにもなりますわ。

ちなみにお値段は30,000円弱程するのですが、「え、そんなにすんの?」と思ったあなた。

考えてみてください、時給1,000円として8時間働いて一日8,000円。これを5日で40,000円。しかもこれって組立だけで、実際にはワラの乾燥から叩いて柔らかくする行程。材料費などなど。普通に商売で売るとなると10万円くらいで売らないと商売にならないでしょうね。これ30,000円弱で売ってるんですからね。おじいちゃんおばあちゃん達の時給っていくら?

そもそも時給1000円なんて普通の人の時給で、特殊な技能を持ち、職人とされる人の時給なんて世の中じゃ1時間3000円~5000円くらい当たり前ですからね。

ブームで売れるからといっても大量生産できない。商売でやっても絶対に採算が合わないというわけです。若い人が、売れるからといって作っても絶対に生活できないのだ。

というわけで、この「猫ちぐら」物の質に対してはめちゃくちゃ安いというのが私の実感です。仮に10万だったとしてもけして高くないと思いますよ。

このブームに便乗して質の悪い類似品も多々販売されていますが、私のはもちろん新潟県関川村の本家本元の「猫ちぐら」本物でございます。

そういえばこの前ホームセンターのペットコーナーに化学繊維で作られた形だけ「猫ちぐら」のものが売ってありました。以前はこんなの見かけることはなかったのですが、ブームに敏感に商品が作られているのだと思います。

いろいろ類似品を見ますが、本物はすごくどっしりと重厚感があり、作りが丁寧で工芸品としても素晴らしい出来です。ワラの密度が偽物とは違います。

ものすごく大人気で入手困難にもかかわらず、値段自体は10数年前と比較しても高騰はしていません。今すぐどうしても欲しいとなるとオークション等になるのかもしれませんが、それだといくらになるかわかりませんけどね(売りませんよ)。札束でビンタされたら心が動くかもしれませんけど。P1010217 ちなみにこれが今は亡き先代のニャン子ちゃんが子猫の時に購入したばかりの「猫ちぐら」。今のと比べるとずいぶん白っぽいのですが、これを使い続けていくとだんだん飴色になってきて、まことにいい具合に風合いを帯びてくるのです。もう10年すればもっといい感じに育つかもしれませんね。

使えば使うほど味が出て、大切に使えばまだまだ50年でも使えそうな感じです。こいつで爪を研いだりするのでそれさえ注意していれば大丈夫。

猫もそうですが、このちぐらも大切に育てていきたいと思うのであります。

そういえばこの前志賀高原にスキーに行った時だったかな?長野のとある道の駅でワラで作った「猫ちぐら」普通に売ってました。関川村製のと比べても遜色ない作りでしたよ。「どうしても関川村ブランドじゃないと嫌なの」というわけでなければ、6年待たないでも買えますよ。「猫ちぐら」は長野県の栄村というところの特産でもあります。それでもHP上は品切れになってますけどね。

10年程前に関川村の道の駅を訪れたときには普通に販売していたんですけどねぇ。もちろんその場で普通に買って帰れました。もう持ってたんで買いませんでしたけど。今はもう売ってないんだろうなぁ。

あんとき10個くらいまとめて買っておけばよかったのかなぁ・・・。

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コメント

「猫ちぐら」・・・ぜんぜん知りませんでした。
猫ちぐらも生産地や材質、紛い品が・・・ブランドなんですね。やがて中国あたりから偽ブランド出て来そうですね

投稿: SILVIAおじさん | 2015年4月 8日 (水) 22時08分

SILVIAおじさん
時代は機械で一気に稲刈りする時代。藁を得ようと思えば米を手刈りで刈らなくてはいけません。
しかも手作り。これはちょっと楽して儲けることばかり考える大陸の人には無理でしょうね。
お祭りなどで履いたりする草鞋でさえも今はかなり高価です。
藁を編んで何かを作るということはどんどん廃れていく一方なのかもしれませんね。

投稿: おっぺら | 2015年4月 9日 (木) 00時06分

猫ちぐら(・ω・)φほぅ…
猫ちゃんに馴染みやすいようになっているみたいですね。

おっぺらさん、かなりの猫好きとみえて色々お詳しいですね・`ω・) ス・スゲェ…
黒猫ちゃん、目しか見えないけどキャワワ(≧∇≦)前の猫ちゃんもかなりの美猫!

猫ちぐら、いつか買える日が来るだろうか…

投稿: タカヤノリコ | 2015年4月 9日 (木) 11時16分

タカヤノリコさん
猫ちぐらいいですよ。いつか欲しいと思っていて、先代の猫を飼ったときにすぐに注文しました。
一つ難点があるとすれば、こいつに入って中で足踏ん張られるとなかなか出せないのと、あまりに気に入りすぎてずっとこの中に入りっぱなしになってしまう恐れがあると言うこと。
うちの猫は一日の1/3はこの中に入っているかもしれません。
黒猫ちゃんは、首元だけがツキノワグマみたいにワンポイントの白い斑点が有り、後は全身真っ黒。
クリクリの可愛い目をしてますよ。

投稿: おっぺら | 2015年4月 9日 (木) 22時36分

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